川紀行(パリ・セーヌ川(30年前))

パリのセーヌ川です.と言っても、30年前、1983年のセーヌ川です.
初めて海外に行って見た川の風景です.
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パリはやはり興味の尽きない街で、その後も何回か訪れているので、それらもいずれは紹介して、ちょっとしたセーヌ川の変遷史みたいに比較できれば面白いかなと考えています.
しかし、この時の初めての海外はなかなかのものでした.何がと言って、

パリでは恩師のN先生と親友のA先生にお世話になったのですが、いわばパリ通の最高のガイドと非常に気のきく通訳を伴った海外旅行のようなものです.
これで楽しくならないわけがない.
その時のセーヌ川の写真あれこれです.
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初めて生で観たセーヌ川とエッフェル塔、それだけで感激.たもとの水辺の階段や水抜きも垢抜けている.
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階段部における護岸の終わり方、異なる形状の護岸の接続部のおさめ方なんかにもえらく感激し、色々と参考にしたものです.
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階段も何か重厚さを感じさせる.そうかと思えば、階段に至るパラペットの開口部なんかは非常にあっさりとしている.増水のスピードの違いのせいでしょうか、簡単な角落しのための溝が切ってあるだけです.
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グルネル橋の袂にある人工的に造られた1.6㎞の帯状の中洲、通称「白鳥の散歩径」.この写真とは逆の突端側にはパリ版の自由の女神像が立ってます.
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これは高水敷の整備.確か「キヨミズ」と現地の人は呼んでいたと思います.ヨーロッパの都市内河川では高水敷の整備は珍しいのですが、これについては日本の方が「勝っている」と感じ、意を強くした想いがあります.


13 Jun, 2012 | 1ten



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