町並み巡り(茨城県桜川市 真壁地区)
仕事や旅行で訪れた日本の歴史的な町並みを紹介します。
今回は、茨城県桜川市真壁地区について。
毎年2~3月に桜川市で行われている「真壁のひなまつり」の様子とあわせてご紹介します。
真壁地区は真壁城の城下町に起源を持ち、江戸時代に在郷町として栄えました。近世初頭以来の町割がよく残され、蔵や門などの歴史的建造物が現在も多く見られます。104棟もの登録有形文化財を有する地区としても有名で、まちの至る所に登録有形文化財のプレートが建っています。
平成21年3月に「歴史的風致維持向上計画」の認定を受け、平成22年4月には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
2003年から始まった「真壁のひなまつり」は、今年で10年目になります。
最初は有志21件から始まった行事でしたが、参加者・見物人ともに年々増加し、今年は約160件もの参加者がお雛様を公開展示しました。この日は土曜日ということもあり、かなりの人通りでした。
真壁地区では、昨年の東日本大震災で約8割の建物に被害が発生しました。
今も所々にブルーシートのかかった家が見られますが、昨年6月に訪れた時と比べると、少しずつ修復工事が進められているようです。
2011年6月(左)⇒2012年2月(右)
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まちなかを歩いていて、面白かったものをクローズアップしてご紹介。
路地に、引込み線が。
登録文化財の旧樺穂小学校校舎。
屋根をクローズアップすると、瓦に旧字体の「学」の文字が。
鬼瓦には色々な文字や模様が潜んでいることが多いので、探してみるのも楽しいです。
14 May, 2012 | tanatomo
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